Top Page要綱出版物サンチョパンサの日記メールマガジンお問合せ会員専用更新記録
■「がんばろう、日本!」国民協議会 第三回大会 記念シンポジウム



□基調□
パネラー・  古川元久
原口一博
中塚一宏
長島昭久
中西寛
添谷芳秀
飯尾潤
福嶋浩彦
衆院議員・民主党「次の内閣」厚相
衆院議員・民主党「次の内閣」規制改革担当
衆院議員・民主党「次の内閣」経済財政・金融担当副大臣
衆院議員・民主党「次の内閣」安全保障担当副大臣
京都大学教授
慶応大学教授
政策研究大学院大学教授
我孫子市長
 日 時 ・  5月23日(日) 13:00〜18:00
13:00〜14:00
14:00〜18:00
18:30〜
 
基調提起
記念シンポジウム 
懇親会 
 ところ ・  砂防会館(東京・平河町)
 参加費 ・  シンポジウム 2000円/懇親会 5000円
  
※パネラーを予定していた前原誠司さんが、出席できなくなりました。代わりに、長島昭久さんにお願いしました。

《記念シンポジウム 開催主旨ならびに問題意識》
・昨年の総選挙では「マニフェスト」が選挙の道具として認知されるところまでは、きた。これを政策の中身で選ぶ(選べる)ようなところへ深化させていくことが、政党と有権者の今後の課題である。その際に必要なことは、「生活実感」と「理念」であろう。
・夏の参院選も、各政党が政策をきちんとかかげて戦われるべきである。制度上、参院選は政権選択に直結しないからこそ、「四年の任期で必ず実行する」というしばりを離れて、理念的な部分についても政策論争が深められることが望ましい。とくに前回のマニフェストであまり触れられていなかった「外交」や「年金」などについて、これからのわが国の国家・社会ビジョンと結びつけて政策が示されること、同時にそのことが、生活実感、人生設計とリンクして語られることが望まれる。
・例えば、わが国の東アジア戦略が見えた上での「日米基軸」と、それが見えていない「日米基軸」とでは意味がまったく違ってくるし、東アジアのなかで「いかに稼ぎ、食っていくか」が見えて税制や社会保障、教育のあり方を論じるのと、それが見えずに論じるのでは、方向性が全く違ってくる。あるいは少子高齢社会・成熟社会が具体的に見えている場合と、「右肩上がり」の延長とでは、外交・国益も経済・社会政策も「見えるもの」が全く違ってくる。同様に、地方の実際や若年層の実態(心象風景まで)をとらえている場合と、それがまったく欠落している場合とでは、天地の開きが生じてくる。
・かような観点、問題意識から、今回の記念シンポジウムでは、これからの国家・社会ビジョンから「外交」「内政」を包括的に討議するものとしたい。「追いつき型」から「成熟型」へと向かうわが国の歴史的変化、また東アジアの歴史的な変化などをふまえて、国益の規定や社会制度のありかたなどについて、専門家と議員にそれぞれの立場から活発に議論していただきたい。
・当然、憲法改正にどのような視点から取り組むかということも、議論の視野にはいってくることとなろう。国会の憲法調査会も05年には議論の区切りを迎える。参議院選挙後は、議論をどう集約していくかが大きな焦点となるであろう。
以上