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「がんばろう、日本!」国民協議会
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▼Index 
「自治分権・オープンな協働を促進するための新しい多数派形成を
「がんばろう、日本!」国民協議会第七回大会にむけて その3

◆「展望なき現状維持」か、イノベーションのチャンスか 新たな多数派形成を
◆「部分最適」ではなく「全体最適」、
「現状最適」ではなく持続可能な「将来最適」の知恵を
◆開かれた凌ぎの時代の政策転換は、自治分権の深化と拡がりから

□ご案内
◆東京・戸田代表を囲む会 12月
◆望年会 東京&京都
◆第7回大会(1/7)
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「「自治分権・オープンな協働を促進するための新しい多数派形成を
「がんばろう、日本!」国民協議会第七回大会にむけて その3
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今月号は、1月7日の第七回大会 記念シンポジウムの「第一部 外交」「第二部 自治分権」の論点にひきつけて提起しています。
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◆「展望なき現状維持」か、イノベーションのチャンスか 新たな多数派形成を

APEC、ASEANプラス3、米ロが初めて正式参加した東アジアサミットと、十一月はアジア太平洋を舞台にした首脳外交月間ともいうべき時期となった。このなかで日本のTPP交渉参加表明は、アジア太平洋地域で新しい化学反応を引き起こしている。

日本の決断を受けてAPEC首脳会議では、これまでTPPと距離を置いてきたカナダ、メキシコが交渉への参加を表明。これによってTPPの経済規模は、一気に世界の四割を占めることになった。EUの26%、ASEANプラス3(日中韓)の23%と比べても、その存在感は大きい。
日本の参加によって、TPP交渉の場もこれまでの「米国のルールを押し付けられる」という懸念があった「一強八弱」状態から、日本と組んで米国に対抗するという「合従連衡の選択肢が増える」状態に変わりうる。多国間交渉、連携をめぐる外交の知恵が本格的に試される舞台の幕開けだ。内向き、後ろ向き、下向きで、「懸念」や「危惧」をブツブツあげつらっている場合ではない。

ASEANでは加盟十カ国のうち四カ国がTPP交渉に参加している。そのうち例えばベトナムには、これまで高い関税を乗り越えるために進出する外資企業が多かった。しかしTPP参加で関税障壁がなくなれば、ベトナムに進出する理由はなくなる。ベトナムは自前の技術で自国産業を育成しなければならない。TPP参加によって、あえてこうした課題に挑戦しようということだろう。
こうした勢い、挑戦を共有できずして、「アジアの成長を取りこむ」ことはできない。「凌ぎの時代」に求められるのは、そのための知恵だ。

少子高齢化、人口減少時代に入った日本では、国内市場の縮小は避けられない。製造業のみならず小売業でも、出店計画はすでに海外に比重を移している。二〇一〇年度の名目GDPは一九九一年並みの水準だ。アジアのダイナミズムを引き寄せずして、これから日本はどうやって食っていくのか。

停滞の大きな要因は、高度成長期のあがりで食いつないできた、変化に合わない規制であり、システムである。WTO加盟をテコに中国は国営企業改革に取り組み、経済発展を遂げた(その上で今、新しい課題に直面している)。ベトナムもTPP参加によって、厳しい課題を自らに課そうとしている。われわれに必要なのは、「第三の開国」にふさわしい前向きの意欲だ。復興に取り組む人々の姿は、311後の日本にはそれがあることを示しているのではないか。

「日本の政治家たちが、多くの特殊な利益よりも国益を最優先するならば、日本経済は、第三の開国と呼ばれるにふさわしい飛躍をすることができる」(ウォール・ストリート・ジャーナル11/14 読売)。野田総理のTPP交渉参加の決断について、世論調査では「賛成」が「反対」を大きく上回っている。にもかかわらず内閣支持率が低下しているのは、多数の人が「説明が不十分」だと感じているからだ。
国内の制度改革に結びつくTPPは、国民生活の変化にも連動する。だからこそ、さまざまな不安も飛び交う。それに対して「安心です」「任せてください」では、不安はむしろ増大する。国民が求めているのは、「凌ぎの時代」をイノベーションのチャンスとするための参加型のコミュニケーションであり、メッセージなのだ。

そのためには「部分最適」ではなく「全体最適」を語らねばならず、「現状最適」ではなく「将来最適」を語らなければならない。サイレントマジョリティーが輿論として形成されるにつれて、「○○を守れ」という大儀名分は、じつは既得権にしがみついているだけのノイジーマイノリティーであることが明らかになるはずだ。

政策転換のための新しい多数派形成を!

(以下、「日本再生」391号 12/1 へ続く)
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◆東京・戸田代表を「囲む会」会員限定】
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いずれも
●会費 同人 1000円  購読会員2000円
●会場 「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

□第106回 東京・戸田代表を囲む会
「政治家は合意形成のプロたるべし」(仮)
ゲストスピーカー 大島敦・衆院議員
12月12日(月)18時45分から21時

*政権交代から二年。依存と分配に替わる、開かれた凌ぎの時代の合意形成、そのマネジメントは、どこまで見えてきたか。(390号 大島議員のインタビュー参照)

□第107回 東京・戸田代表を囲む会
「日本に求められる大転換とは」(仮)
ゲストスピーカー 大塚耕平・参院議員
12月19日(月)18時45分から21時

*「世界同時多発債務危機」に見られるような旧来の構造の液状化、迫られる常識の転換について、政権交代二年を振り返ることも含めて、お話しいただきます。「放射線との対峙」についても、お話しいただけるかもしれません。

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□望年会
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●京都 12月8日(木)18時より コープイン京都
第一部 講演 「2012年の国際社会を展望する」村田晃嗣・同志社大学教授
会費 1000円
第二部 懇親会 会費 3500円

●東京 12月10日(土)16時より  会費2000円
「がんばろう、日本!」国民協議会事務所(市ヶ谷)

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◆「がんばろう、日本!」国民協議会 第七回大会
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「自治分権・オープンな協働を促進するための新しい多数派形成を」
2012年1月7日(土) 総評会館 
http://www.sohyokaikan.or.jp/access/index.html
13時より 記念シンポジウム  会費 2000円
17時より 懇親会(新年会)   会費 5000円

記念シンポジウム(パネルディスカッション)
●第一部「外交」
 中西寛・京都大学教授、大野元裕・参院議員、中東問題研究所上席研究員、ほか
●第二部「自治分権の深化」
 福島浩彦・前我孫子市長、諸富徹・京都大学教授、
山中光茂・松阪市長、熊谷俊人・千葉市長、望月良男・有田市長、
隠塚功・京都市議

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石津美知子
「がんばろう、日本!」国民協議会
http://www.ganbarou-nippon.ne.jp
TEL 03-5215-1330 FAX 03-5215-1333